ISRに入社したのは2016年です。さまざまなクラウドサービスをつなぐシングルサインオン（SSO）サービス「CloudGate」に魅力を感じたことがきっかけでした。

「CloudGate」は、SSOと同時に、FIDOなど先進的なサービスを取り入れているので、認証セキュリティを強化するという面でも重要な役割を持っています。法人向けのクラウドサービスには必須のサービスです。今後のビジネス界でますますの発展が見込まれるクラウドサービス。その営業をやってみたいと思いました。

また、私は自社開発サービスを提供している企業で働くことを前提として転職活動を行っていました。理由は、営業としてお客様の要望を受けることで、サービスの機能開発のきっかけになれるからです。自分たちが動くことでより良いサービスに成長させられること、それをお客様に提供できることは、営業として非常に魅力的に感じました。私は、自社開発サービスを持つこのISRで働きたいと思いました。

営業の仕事は、お客様から製品を受注すること。確かにそうですが、私としては、もっとお客様と会話したいと思っています。どのようなクラウドサービスの導入を検討していて、今後どのようにサービスを使っていくのか、話を聞き相手を理解することで、本当の悩みや課題も見えてくると思うからです。

もちろん、営業としての目標は、「CloudGate」を多くのお客様に利用してもらうことですが、私はただ販売するだけではなくて、「CloudGate」を介した繋がりを創るような仕事を目指したいです。「CloudGate」には、ユーザーとクラウドサービスをつなぐハブの役割もありますが、私は、お客様とそのニーズに合わせたクラウドサービスをつなぐハブになりたいと考えています。

例えば、お客様が名刺の管理に困っていたらそれを解決できるサービスを扱うクラウドサービスベンダーを紹介したり、ISRのイベントやセミナーで異業種交流会を開きクラウドサービスに関する悩みを共有する場を提供したり、そういったことをもっと増やしていけたらいいと思います。普段は接点のない企業同士や競合企業同士を引き合わせて、何かビジネスに発展したら面白いじゃないですか。

このような形で、お客様と我々に留まらず「CloudGate」を介してお客様とクラウドサービスベンダー、または、お客様とお客様同士を繋いで、新たなビジネスに発展するようなことがあれば嬉しいです。